HO_CAD日影図作成マニュアル

◆計算条件について◆

 計算に使用した各パラメータの算出は次の式に基づいています。
 δ:日赤緯  冬至   = −23°27’
         夏至   =  23°27’
         春・秋分 =   0°
 T:時刻角  1時間当たり15°(360°/24時間 = 15°/時間)
    真太陽時 8時=−60°12時=0°16時=60°

 ψ:緯度 25°<[計算可能範囲]<46°
   北緯41度32分以北は北海道とみなし、北緯41度23分以南は北海道以外の日本とみなす
   上記北緯の中間(青森県の下北半島と北海道の松前半島が重なる北緯)では別に指示を要求
 h:太陽高度
   h = ArcSin(Sin(ψ)×Sin(δ) + Cos(ψ)×Cos(δ)×Cos(T)) 
 影の倍率 = Cot(h)
 太陽方位角 = ArcSin(Cos(δ)×Sin(T)/Cos(h))
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 測定時間帯 北海道  9時〜15時
         上記以外 8時〜16時
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 日影時間測定の方法
  1分間隔の日影線から積算
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 等時間日影線の作図方法
  0.5mmメッシュにによる測定 ∴1/200の図面では最大10Cm未満の平面誤差が生じる
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 計算根拠の基とした図書
  「日影図作成の演習と実務」 日照計画研究会:編 鰹イ国社:発行 

◆作成制限◆

 図面縮尺: 1/200以上
 真北方向: 用紙に対して −45度以上 45度以下
 緯度:  25°<[計算可能範囲]<46°
 測定面高: 100m以下
 島状建物の個数: 16個以下

◆作成例◆
前提事項
一つの日影図に関係する建物や高さデータは全て同一グループになければなりません。 
また、一つのレイヤには一つの面データのみを書込みます。


 まず1つめの屋根形状をレイヤ0に書きます。
 例では単純な寄棟とします
 同時に真北方向を示す方位図形も書いておきます。










 次にレイヤを1に切り替えて、次の屋根形状を書きます。
 例では寄棟に片流れの屋根が付いているとします












 [オプション]コマンドからE日影図→@対象線指示と選択し、レイヤを0に切り替えて屋根形状を範囲指定します。
 この状態では、グループ切替はロック状態になり、書き込みグループを変更することは出来なくなります。
 同様に、レイヤは排他モードになり、書き込みレイヤのみがサーチ可能状態になります。
 範囲指定が正常に行なわれると、自動的に高さ入力に移るので、各点のGLからの高さをメートル単位で入力します。
 入力点を右ボタンで指示すると前回高さ値か割り付けられます。  全ての点に高さを入力し終えたら、レイヤを1に切替ます




 レイヤ0と同様にレイヤ1の屋根形状を範囲指定し、各点の高さを入力します。
 範囲指定の終点を左クリックで指示した[対象追加線指示]状態になると、レイヤもロック状態になり、書き込みレイヤの変更が出来なくなります。











 全ての屋根形状に高さを入力したら、@高さ入力完了 を選択します。
 高さデータには、自動的に頭にH=の文字が付きます。
 この文字自体が高さの値を保持しますが、移動やフォント変更は自由に行なえます。





















 メニューは、日影図の種類選択になります。
 この時点で、グループ・レイヤのロックモード又は排他モードは解除されます。
 ここで、真北方向を示す線をマウス指示して、真北を設定します。















 真北方向が決まったら、@時刻日影図を選択します。
 計算条件の設定パネルが表示されるので、各パラメータを設定後、@作図開始を選択すると時刻日影図を作成します。
 A計算条件表を選択すると、日影計算条件を図面に表にして書込みます。

 等時間図、指定点日影時間も同様の操作で行ないます。    シュミレーションは10分間隔の影をアニメーション的に表示します。
 シュミレーションを使用する場合は、背景色は白っぽい色に設定することを推奨します。