HO_CAD と HO_CAD Paoの違い

1.精度の向上

 現行のHO_CADは内部での座標値などの管理を単精度実数値(Single)で行っていますが、パオは座標値・距離・角度など全ての数値を倍精度実数値(Double)以上の精度で管理しています。 これによって全ての図面要素の数値精度が飛躍的に向上しています。 ※測量座標と計算については現行もDouble値

2.起動環境ファイルの廃止

 現行で行っている起動環境ファイルでの起動時の環境設定は完全に廃止し、テンプレートファイルによる起動に変更しました。  テンプレートは任意に作成可能で、他の人とのやりとりも簡単になります。

 また、ユーザー(PC)独自の設定内容については.Iniファイルに格納しておくことにしています。 .Iniファイルは単純なテキストファイルですから、メモ帳などでの設定変更も簡単に行えるようにしています。

 現行ではユーザー権限での仕様制限や、想定外の設定内容が見つかった場合などに使えなくなったりということがありますが、パオではどんな状況でも最低限起動し作業が行えるように強化しています。

 

 

 

 

 

3.メニュー階層の削減

 オプションダイアログ(特徴のページで触れている)を採用することによって、メニュー階層を若干減らすことができました。 また、文編集で試していただくと分かるように、マウス右ドラッグ機能も強化する方向で開発を進めています。 

 現行から実装しているマウス左ボタンのドラッグで出現するポップアップメニューについても、現行は一旦出現してから再度メニュー項目をクリックする必要があったのに対し、パオではメニュー項目上でマウスボタンを離すことでメニューの選択が出来るように変更しました。(左図)

 ※このポップアップメニューは現在のところ上方向ドラッグのみ出来ています。

 また「まとめたほうが便利」と思われるコマンドについては合体させたものもあります。

 

4.多彩な画面構成

 

 メニューボタン・ペンパネル・ツールパネルについては全てフロート状態とすることが可能で、またどのパネルも左右お好みの場所にドッキングさせることが可能になっています。 ペンパネル・ツールパネルは、フロート状態の場合は、オプションダイアログと同様にタイトルバーのみの状態で自動的に開いたり閉じたりします。

 

5.線種や文字仕様の変更

 線種についてはランダム線を追加したのに加え、左図のとおり拡張線種も用意しています。(この拡張線種は将来はユーザー定義可能なものとする予定です。)

 文字についても現行から違和感なく移行できるように配慮しつつも、SXF仕様にのっとった形に変更しています。

 全てのフィーチャは、現行どおりの1番〜6番のペン番号を持つのに加え、それぞれがフィーチャ自身の色(フルカラー)を持つように変更しています。 現行では印刷段階でペンごとの色を指定していましたが、パオは作図過程でフィーチャの色を意識しながら作業できるようになっています。

 

 また、現行の「ペイント」の考え方に加え、ソリッド図形(ポリゴン)の考え方を導入し、色による塗り潰しだけではなくビットマップでのテクスチャマッピングも出来るようになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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